べにばな さかう

◆紅花栄(べにばな さかう)
(暦:七十二候) 5/26~30
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 さかえは、咲くこと。ベニバナの紅黄色の花が盛んに咲く頃である。
 紅花油は、サフラワー油と呼ばれ、サラダ油やマーガリンの原料になる。口紅や布などの染料でもある。江戸時代の特産物の番付では、東の関脇が「最上紅花」で、西の関脇が「阿波の藍玉」であった。紅と藍は、江戸時代の二大染料である。

 ベニバナの花の色は「黄色」であるが、なぜ「紅花」になるか? 黄色い花を水にさらして乾燥させ、それを幾度か繰り返すと紅色になる。ベニバナの花は、水に溶けやすい黄色の色素と、水に溶けにくい紅色の色素が含まれている。ベニバナは、水にさらすことによって分離する。ベニバナの色素は99%が水溶性の黄色であり、赤の色素は1%しかない。1%しかない色素が、黄色の色素を劇的に変えてしまう。

 乾燥させた花は紅花(こうか)と呼ばれ、血行促進作用がある生薬とされています。
この生薬は、養命酒などにふくまれており、紅灸(べにきゅう)・葛根紅花湯・滋血潤腸湯・通導散などの漢方方剤として用いられる。

 いろいろと役に立つ花だな。

◆「紅い花」つげ義春
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 紅花という字から、つげ義春の「紅い花」を連想した。この紅い花は、文字通り赤色の花であって、ベニバナのことではなかった。

 山中の小さな売店で店番をしている少女キクチ・サヨコと少年である新田(シンデン)のマサジのほのかな恋物語りである。つげ義春の作品は残酷なファンタジーみたいで、奇妙な読後感がある。

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