「雨の物語」イルカ(1977年)
作詞・作曲:伊勢正三/編曲:石川鷹彦
(作品の世界)
1970年代の名曲。ここに失われた情感がある。別れで心は傷つく。しかし年齢を経ると、少々のことでは傷ついたりしない。強くなるのではなく、痛みに鈍感になって自分を守ってしまうようだ。この曲の情感はせつなさのようなものだったか。
(キラーフレーズ)“窓の外は雨”の繰り返しが効果的
窓の外は雨 雨が降ってる
物語の 終わりに こんな雨の日 似合いすぎてる
窓の外は雨 あの日と同じ
肩を濡らした 君が ドアのむこうに 立っていたのは
窓の外は雨 雨が降ってる
いく筋もの 雨が 君の心の くもりガラスに
……つまりは、
雨に日に恋が始まり、雨の日に終りが来る。別れもとんでもない修羅場になるときもあるが、それじゃ青春の想い出にはならん。ものごとは「きれいごと」で終わらせておくと、美しくなっていく。
(作詞・作曲家)
伊勢正三さんは「なごり雪」「22歳の別れ」などニッポンの名曲を作った。
(編曲家)
アコースティック、ギターの巨匠:石川鷹彦さんはバック、ギタリストやアレンジャーとしても大活躍。アリス、伊勢正三、かぐや姫、風、さだまさし、中島みゆき、長渕剛、松山千春、森田童子、吉田拓郎。森山直太朗もそうである。フォーク、ニューミュージックのみならずアイドル歌手のアレンジもある。70年代サウンドといえば石川鷹彦と言える(と言いきる)。
(歌手)イルカ
この動画を見るとイルカって、かわいかったんだと思った。
♢ ♢ ♢ ♢ ♢
橘始黄(たちばな はじめて きばむ)
【暦:七十二候】 12/3~6
橘の実が黄色くなっていく頃。
橘とはミカンなど柑橘類のことで、古くから日本に生えていた。古くは古事記や日本書紀、万葉集にも出てくる。古代よりなじみ深い植物。橘は永遠の繁栄をもたらすものとして珍重され、別名「常世草(とこよぐさ)」とも呼ばれていた。常世(とこよ)の国は、永久不変・不老不死の理想郷である。冬でも青々とした葉を繁らせ、黄金に輝く実をつけるところからも、繁栄と長寿の象徴になった。
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