オリンピックなんて、やめちまえ!?

<オリンピックなんて、やめちまえ!?>

徳島を考えるシリーズ No.78【ニッポン世界を考える 13】

◆オリンピックそのものには、賛成

「2回目の東京オリンピック」は最初から反対。東日本大震災の復興を邪魔するものだった。
 当時の安倍総理、猪瀬都知事の震災難民に対する配慮のなさ・無神経さに怒りを覚えた。復興作業や資材をオリンピックに取られた。10年経った今も、復興ができていない元凶である。避難生活者はまだ約4万8,000人(2020年2月時点)もいる。うち約3万人が県外で暮している。戻っても町はもう元にはならない。

 最近のオリンピック運営はおかしい。アメリカNBC局のテレビ放映権料を稼ぐためにやっている。2018~24年のオリンピック放送権料は兆単位。日本の夏は暑くて大会には明らかに不適当なのにもかかわらず、アメリカの放映事情に合わせて夏の日程を強行。ところが問題が出たマラソンは北海道で行うという、東京のオリンピックじゃないのか。

◆森会長の問題発言

 発言の場にいたJOC山下会長は問題が大きくなってから会見して、その場で注意する機会を逸したと釈明。ウソつけ! 本当にそう思ったなら、会合の直後にそう進言していたはず。IOCバッハ会長も、森会長は謝罪したからもう十分と発言した。ところがスポンサーなどからのクレームが出たら、あわてて発言を取り消す。

 結局、オリンピックの主催者、運営者みんなが「差別発言」を容認していた。とんでもない連中だな。オリンピックを運営する資格はない。日本も、竹田・招致委理事長が当時の国際陸連会長親子やコンサルタント会社に、億単位の賄賂をだして開催権を取ったことが暴露されている。本来、アマチュア・スポーツの国際イベントだったものが、利権まみれの金集めイベントに成り下がっている。

◆スポーツで何を学んだんだ

 アスリート・ファーストというのもおかしい。そんなクズ野郎どもに援助・支援を受けているので、「奴隷根性」となって、差別発言に対して批判すらせず、黙っている。スポーツに於いて勇敢に戦う者たちの、根性ってこんなちっぽけでずるいものなんだ。しょうもない。

 プロスポーツのように業界が自力で運営しているのと違って、アマチュア・スポーツは「税金」が使われている。だからまとものなことをしていないと、批判される。

◆今の世界でオリンピックなんて開けない

 今、コロナ事情の世界でオリンピックを開催できる国はあるだろうか? 台湾、ニュージランドはコロナを抑えている。中国も。でも事実上、鎖国に近い体制をとっているから、感染拡大を防いでいる。こんなときに、感染者が蔓延している国から人を入れるなんて、まともじゃない。犯罪に近い。日本国民だけでなく、海外客、オリンピック関係者を危機にさらすことになる。

 マスコミもオリンピックで儲けようとしている利権組なんで、開催に持ち込もうとしているので、報道・放送は開催の方向に世論を操作しようとしている。

◆死者の負債

 歴史の教訓から見て、「死者への負債」すなわち今まで犠牲になった人達に申し訳ない、いつか借りを返す、目的を撤回しない、という考えは非常に危険である。テロ行為もそうであるし、世界各地で収まらない国境紛争もそうである。

 アジア・太平洋戦争開戦がそうだった。国家予算の7割をつぎ込んでいた中国との戦争(侵略)で20万人もの犠牲が出ていた。犠牲者が大きくなるほど、撤退できなくなるのである。これが死者の負債というもの。海軍だけでなく陸軍でも、アメリカとの戦争は勝ち目がないと、判断していたことが戦後の証言で明らかになっている。しかし、当時のリーダーたちは、軍部や国民を説得できる力、勇気がなかった。

◆どっちがいいの? 

 今回のオリンピックを中止すれば、今までの労力、費用がむだになるだけじゃなく、莫大な中止する費用、違約金も払わなくてはならない。では聞こう。一部の人達が潤うお金と人々の安全とどちらが大事なんだ? 利権のカネにまみれたスポーツ・ショーがそんなに大事なことなんか、それで人が感染症になってもええんか?

 オリンピックに合わせて血が出るほどの努力をしてきたアスリートがかわいそう。その通り。不運だとは思う。

 この前、北陸自動車道が雪で1,000台以上の車が動けなくなり、立ち往生した。長距離トラックが多かった。今、長距離トラックのドライバーは中高年ばかりだ。夜に出発する。混雑・渋滞を避けるだけでなく、地道を走って高速料金を節約するのである。雪の中で運転手さんたちは何を思ったか。家族のためにつらくても、働かなくてはならない。歳で体もきつくなった。という無名の人々が日本にはいっぱいる。アスリートだけが特別にがんばっている訳ではない。

ナタリア・クチンスカヤ.jpg
▲「ナタリア・クチンスカヤ」は天使のように美しかった。
 1968年メキシコ・オリンピック、ソビエト連邦の女子体操選手。

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