「悪魔的な神」 高田勝成

「悪魔的な神」 高田勝成 デザインエッグ社 2021年 ◆神はわがまま? ◇聖書の神は、旧約聖書の中で自らを「妬む神」と表現している。信者が他の信者に行うどんな罪も許すが、自分に対する不敬や、異教の神を祀る者だけは決して許さない。 ◇神はきまぐれで、預言が実現しないこともある。聖書では「神は嘘をついた」「預言が外れた」とは言われず、「神は思い直された」と書かれている。 …

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神がおらんので、自分で作ろう

<神がおらんので、自分で作ろう> 徳島を考えるシリーズNo.64【ニッポン世界を考える 11】  SNSを見ていると、投稿やそれへのコメントで、なかなかのものがありますので、自分の考えをぶっちゃげます。 「太陽は高度30kmにあり、大きさは50kmしかない。温度は27度位。多くのパイロットや登山家が雲の中にある太陽を目撃している」 「学校で習っている教科書の9割は嘘」 「地…

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日本の首相・首都の知事は「サタン」の手先か!?

徳島を考えるシリーズ No.56 【ニッポン・世界を考える・その8】 <日本の首相・首都の知事は「サタン」の手先か!?>  これだけ毎日コロナウイルスの感染者が急増しているのに……。菅首相は、感染増加の都道府県の対応に任せるとして、具体策を何も示さない。国民にはマスク・手洗い・換気・密回避をお願いするだけ。一方、小池東京知事は、感染防止の対策について、国がお決めるになる、と丸投げ。 …

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天国・地獄は人間の創作*悩みを消す技術

徳島を考えるシリーズ㊺ 【番外編:お葬式その3】 「葬式の意味…完結編」あらえっさっさあ〜  ◆宗教<科学  少し前なら、「霊魂」「死後の世界」を前提としていたのが社会通念だった。でも昨今、どちらもその存在が「怪しい」と思っている人は多いと思う。「宗教、宗教的知識」の衰退がある。科学的には、現時点で「霊魂」というものの実在は確認されていない。あったらいいな、とは思うけど。 ◆…

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葬式の意味…基礎知識編

徳島を考えるシリーズ㊹ 【番外編:お葬式その2】 「葬式の意味…基礎知識編」   友人より、改めて「葬式の意味」を問われる。むつかしくて悩む。まずは一般論から。ネットで検索すると、いわゆる葬儀屋さんが「葬式不要の風潮」に対する反論を積極的に書いてある。そら、商売の死活問題だから。 ◆お葬式を行う6つの理由 「葬儀業界」の資格試験の公式テキストより。 ①社会的な処理  故人…

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わたしは死んだら どこへ行ったらいいんですか?

◆葬式や通夜  別のサイトであるが、自分の友人の投稿で 「10年ほど前から、受け入れたくないので葬式や通夜には出席しないことにしている」  というのがあった。意外に思ったので、 「なぜですか?」と尋ねた。 「受け入れたくないから」という返事だった。  やっぱりわからない。そこで、理由をこちらで推測してみた。調べたり、思い出したり、考えたりして書いているうちに、どんどん長い文章…

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レンコン(蓮根)は今が旬、レイコン(霊魂)はずっと時期外れ

 そこそこ生きてきて、思ったこと。  結局、超常現象、怪奇現象である「UFO、超能力、心霊」とかは、とうとう証明されることはなかった。完全否定はできないが、あるとも断定できない。見える人には見え、感じる人には感じる、というのでは個人的なものだ。脳内の幻覚作用かもしれない(◞‸◟)  プラス思考というのも怪しい。ものごとをプラスに考えたら、そうなる。…

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「イラスト図解 イスラム世界」私市正年

「イラスト図解 イスラム世界」私市正年 日東書院 2015年 コンパクトな本であるが、イラストも本文も詳しくてわかりやすい。 実用書の出版社ならではの本作りが成功している。 ◆イスラム教は平和な宗教  イスラム教は過激で攻撃的な宗教ではなく、その反対のものである。イスラム教が出現する以前は、富裕者の特権と傲慢さが支配する社会だった。部族同士の武力闘争が続いていた社会に、預言者…

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「大法輪:2014年11月号:(特集)霊魂は存在するか」

「大法輪:2014年11月号:(特集)霊魂は存在するか」法輪閣  死ぬとはどういうことなんだろう? すべて消滅してしまうのか。  仏教の月刊誌「大法輪」の特集<霊魂は存在するか>。  各宗派の見解のほかに原始経典、神道、キリスト教、民間信仰、精神科医による記事もある。  霊魂がないとしたら宗教崩壊!?  ♢  ♢  ♢  ♢  &…

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「水木サンの迷言366日」水木 しげる

「水木サンの迷言366日」水木 しげる(著), 大泉 実成(編集) 2010年 幻冬舎文庫 「本日の水木サン」草思社(2005年)の文庫化 <日本人として最もひどい時代を生き抜き、後に成功をおさめた水木先生の超個性的で貴重な教訓に満ちている。怪しげである>  水木しげるは21歳の時、召集される。軍隊では毎日、殴られていた。ニューギニア最前線へ配属される。重傷を負い、麻酔なしで左腕を…

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「ピダハン」ダニエル・L・エヴェレット

「ピダハン」ダニエル・L・エヴェレット 2012年 みすず書房  ピダハンはブラジル・アマゾン川の奥地に住む少数民族で400人ほど。著者はキリスト教の伝道師であり、言語学者でもある。  ブラジル人は少数民族ピダハンをサルなみの動物と見ている。彼らは劣った人々どころか、キリスト教など宗教の本質を見ぬいたほどの知性がある。ピダハンの認識はまるで禅(今ここに生きる)のようだ ◆言葉が独自…

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戦争よりテロのほうが怖い(パリのテロ事件に思う)

 フランス・パリのテロ事件、恐ろしい。日本でもいつか起こるかもしれない。自分は地方の片隅で生きてるから、関係ないと言えばそうだが。  戦争よりテロのほうが怖いな。狙われたら防ぎようがない。戦争は軍隊同士が海の向こうで、勝手にドンパチすること。テロはある日突然、安全なはずのいつもの場所やお出かけした場所が、最悪の場所となる。そんな死に方したくない。しかも犯人たちは自爆したり射殺されたりして、…

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ひろさちやが聞くコーラン(世界の聖典3)  ひろさちや、黒田寿郎

ひろさちやが聞くコーラン(世界の聖典3)   ひろさちや、黒田寿郎  1992年 鈴木出版  古い本であるが、仏教の入門書をたくさん書いているひろさちやとカイロ大学客員教授でもあったイスラム学者の黒田寿郎の対談であり、わかりやすい。 ◆イスラム教は砂漠の宗教である。  アラブは部族社会であった。イスラム教以前は部族同士が敵対していた。敵対関係だった部族意識を超えさせたのがイ…

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「チベット魔法の書」アレクサンドラ・デビッドニール

「チベット魔法の書」アレクサンドラ・デビッドニール 1997年 徳間書店 <犬や豚のように振舞え> ◆神秘のルーツ・チベット  著者はフランス人女性。今から100年前、白人禁制の時代だったチベットに初めて入国した。チベットの精神世界の研究に長年月を費やし、西洋世界に伝達した。  本書には、超常現象など信じがたいできごともあるが、批判精神を持った冷静な観察によって、今も古さ…

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迎え火

 頼まれて、お盆の迎え火を焚いた。子供の頃に見た記憶でやってみたが、こまかい手順はわからんかった。迎え火は、お盆の時期に先祖の「霊」が「あの世」から帰ってくるとき、道が暗いと困るので明かりを持って迎えることである。仏教では、人は亡くなってから四十九日以内に「生まれ変わる」と言っている。もう生まれ変わっているはずのご先祖さんは、どこから帰ってくるのだろうか? 「あの世」、死後の世界、天国…

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「<脱>宗教のすすめ」竹内靖雄

「<脱>宗教のすすめ」竹内靖雄 PHP研究所 2000年  宗教業界にケンカを売っている本。  誰もがうっすらと思っていること(神仏は本当にあるの?)を、はっきりと述べた本。 ◆人が神を創造した  神とは人間が作った観念である。実在するものではない。それでも神は役に立つ。この世で起こるあらゆる現象を、「神」を使って説明することができるからだ。物事がうまくいけば「神の意志でそう…

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むぎの とき いたる

◆麦秋至(むぎの とき いたる) (暦:七十二候) 5/31~6/5  麦が熟して、収穫するころ。「あき」とは、成熟・収穫のときをいう。近くに麦畑がないので、畑一面が黄金色という光景がイメージしづらい。 ◆死とは何か? わかりましぇん  一昨年の秋、大学病院に肺炎で入院した。肺への内視鏡検査は苦しかった。病名がなかなか決まらず、本格治療が始まるまで、もやもやした。  は…

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「青空としてのわたし」山下良道

「青空としてのわたし」山下良道 幻冬舎 2014年 著者は、大乗仏教とテーラワーダ仏教を統合した仏教3.0を提唱している。 心全体は「青空」であり、悩み事、心配事、不安や苦しい思いなどは「雲」である。 自分が青空であることを自覚すれば、雲は消える。と説明している。 ◆悩み、苦しみは映画にすぎない  心を観察してみる。嫌な思いにとらわれているとき、嫌な出来事を何回も思いだして…

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「目からウロコの宗教」岩井洋

「目からウロコの宗教」岩井洋 PHP研究所 2003年  人と神との交信が途絶えて2千年がたつ。世界はいまだ争いが絶えないというのに、神はどこへ行かれたのか。  本書はキリスト教、仏教、神道など豊富な例で、宗教特有の考え方を分析し、宗教の本質に迫っていく。 ◆人は意味を求める動物  人間には常に不確実性がつきまとう。災害、生活変化、病気や死などがいつ起こるかわからない不安があ…

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「旧約聖書」

「旧約聖書」 ◆過酷な時代の宗教  聖書は2千年以上の前の遠い世界の話である。当時の事情・背景を知っておかないと、現代日本の常識では理解しがたい。戦争に負ければ、男は皆殺しにされ、女は奴隷にされ、子供は岩に叩きつけられて殺される、という時代である。  過酷な時代を部族で生き抜くための知恵がこめられている。十戒など共同体の規律を強調するのは、道徳的に生きよというよりも、一致団結し…

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「完全教祖マニュアル」架神恭介/辰巳一世 筑摩書房

「完全教祖マニュアル」架神恭介/辰巳一世 筑摩書房 2009年 ◆動機  最近、思いがけぬ病気になったり、人の死に立ち会ったりした。人は何のために生き、死んでいくのだろうと悩んだ。自分の力ではどうにもならない運命の前での無力さ、無常を感じた。そうして宗教に関心を持ったが、自分に合うものがない。  それならば自分専用の宗教を作ろうと思った。本書は宗教を作る側の視点で解説したものである…

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