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zoom RSS 「死ぬほど読書」丹羽宇一郎

<<   作成日時 : 2018/04/16 00:04   >>

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「死ぬほど読書」丹羽宇一郎 幻冬舎(新書) 2017年

 著者は伊藤忠商事社長・会長を務めた。民間人出身では初の中国大使にもなるという、功成り名遂げた大物経済人である。

 読書論としては、重要なところはノートに抜書きするなど特別なものではない。ノートに書くというのは、大変効果がある。1回読んで感動した本でも、読みっぱなしでは、時間とともに内容を忘れていく。
 ある本を読んで、感想としては期待ほどじゃなかったなというものでも、抜書してまとめるうちに、あれっそうかという気づき・発見が起こるときがある。そもそも1回読んだだけで、理解できるはずがない。そんなことができるなら、進学や資格試験で悩むことはない。

 本書は読書論よりも著者の回顧録、人生訓としておもしろかった。

*ヒヤリ、ハッとするような小さな問題を放っておくと、やがて大きなトラブルになりかねない。すべてがうまくいっているときも、小さなミスが隠れている可能性がある。

*失敗しても死ぬわけじゃない。生きていればチャンスは有る。生きていることそのものが問題を生むんだからしようがない。問題はあって当たり前。問題のない人生はない。

*相手に問題があって怒りを覚える時は、怒っていい。無理に抑えてはいけない。野生の生き物は、攻撃されると怒る。反撃したり、自分を守らなければ死んでしまう。生存のための怒りである。

*「優秀な人間ほど、隠し事をする」問題があっても自分の価値・評価を守るために隠す。嘘に嘘を重ねてしまう。そうならないためにも、小さなことでも嘘をつかないようにする。そのことがトラブルを防ぐことにもなる。
 優秀な人ほど嘘をつくというのは、最近の国会を見ていると頷ける。

 戦後日本の繁栄を作り上げた著者は嘆いている。
「最近の日本の政治は、権力を握った人間が自分たちの好きなようにシステムや国の行方を次々とつくりかえていこうとする動きが目立つ。にもかかわらず、現状に流されて生きている人が多い」

死ぬほど読書 (幻冬舎新書)
幻冬舎
2017-07-28
丹羽 宇一郎

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