「麒麟がくる」最終回

<「麒麟がくる」最終回>

徳島を考えるシリーズ No.75【ニッポンを考える:TV・映画編:その4】

 祝!「明智」様が「信長」公を討ち取ったぞ。歴史的大ニュースだ。
 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」最終回。年間を通じて、盛り上がりにかけるものだったけど、最終回「本能寺の変」は良かった。

◆信長による大量虐殺

 織田信長は現代も人気ある歴史上の英雄であるが、とんでもない男でもある。野蛮人であった。日本人で最もたくさんの日本人を殺戮した人物である。

①比叡山焼き討ち(1571年)
 すべての堂は放火され、僧侶、一般信徒もことごとく殺害された。死者3,000~4,000名。

②長島一向一揆殲滅(1574年)
 城をまるごと焼き討ちし、男女2万数千人が殺害された。

③越前一向一揆殲滅(1575年)
 一揆勢約2000人が討ち取られ、さらに捕虜となった1万2000人も容赦なく処刑された。

④天正伊賀の乱(1581年)
 自主独立を掲げる伊賀惣国一揆に対し、集落や寺院はことごとく焼かれ、人々は殺戮された。伊賀全体の人口9万のうち、およそ3万余が殺害された。お地蔵さんの首まで斬られた(破壊された)ものが今も残っている。

◆立派な人とは成功者とは限らない

 歴史上の人物評は、信長や秀吉のように、天下を取る、立身出世の成功者に価値が置かれていた。それよりも大事なことがある、我が身を犠牲にしても悪行を止める、不正を正すことがより価値があることだ。それが明智光秀だ。初めて光秀が正しく扱われたドラマとして今回の「麒麟がくる」(脚本:池端俊策)は画期的だった。

◆本能寺の変の真相は?

「野望説」光秀が天下を狙っていた?
「怨恨説」信長から横暴な扱いを受けていた光秀が恨みを募らせて謀反を起した?
「黒幕説」朝廷が光秀に信長暗殺をもちかけた? 秀吉や家康と共謀していた?
 などがある。

◆明智光秀は正しい

 わたしは「勧善懲悪」説をとる。悪人や悪い行いを戒めることである。信長の増長をこのままではいかんと明智は思った。裏切り者で謀反人の汚名を着せられようとも、主君を討とうと。その後の結果はどうなろうとも、やるべきことをやろうと実行した。偉い男だ。実行後は、三日天下で終わり、農民に討ち取られても悔いはなかったろう。

 自分のために何かを得るために主君を討ったのではない。許しがたき敵を討ったのだ。いわば当時の「社会の敵」となった信長を葬ったのである。その「決断・勇気」を称賛する。立派な男だ。

◆染谷将太の信長像は新鮮

 大河ドラマで織田信長は大役である。これまで、反町隆史、渡哲也、役所広司、高橋幸治、高橋英樹、市川海老蔵などが演じてきた。はじめのうちは染谷将太さんの信長を見て、なんかしっくりこないと思った。童顔ぽい丸顔の信長だったからだ。

 しかし、回を重ねるに連れ印象は変わる。染谷将太さんはうまかった。信長が「憎まれ役」と設定されたのは、ドラマ史上、今回が初めてであった。いかにも嫌われ役を演じたのに感心した。

▼愛菜ちゃん、大きくなってもかわいい
芦田愛菜02.jpg

にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 徳島(市)情報へ
にほんブログ村


徳島県ランキング

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント